【過去から学ぶ】個別株の選び方完全ガイド

「株ってよく聞くけど、なんか怖いイメージ…」
「株ってギャンブルなんでしょ?」
そういった声をたくさん聞いてきました。

確かに株の世界に足を踏み入れたことがない方からすれば、ちょっととっつきにくい世界かもしれません。

ただ、株というのはちゃんと分析する方法は確立されており、
何よりギャンブルのように「胴元が儲かる仕組み」を敷いているわけではないので、「全員が勝つ」という可能性だってあります。

ぜひ何かの参考になれば幸いです。

※もちろん投資は自己責任なのでその辺りはご了承ください。

株式投資の基礎知識

まずはそもそも「株ってよく聞くけどどんなものなのかちょっとわからない…」という方もたくさんいらっしゃると思うので、
まずはそこからお話ししたいと思います。

得体の知れないものに投資をすることほど怖いものはありませんからね。

株式投資とは

株式とは一言でいうと「株式会社が発行する有価証券」のことです。

会社を経営するためにはまとまった資金が必要になるので、資金調達の手段として「株式」を発行し、
投資家の人たちに買ってもらって資金を集めるわけです。

しかも、会社にとって株式の売買で得た資金に関しては返済をする義務が発生しません
借金を背負うという形にはならず純粋な資金調達となるので、資金調達として株式はとても有効な方法の一つなのです。

では、投資家にとって株を買うメリットって何があるのでしょうか。

投資家は「株式購入」という形でその会社に出資をすることで「会社の一部を買う」ということになります。
それによって何が起こるかというと、例えばその会社が成長して世の中に評価されると株の価値も上がり、
いざ売る時に買った当初の値段よりも高くなってるとその分儲けることができます。

また、利益の一部を定期的に還元してくれたりなど、その会社が頑張れば頑張るほど我々にもお返しをしてくれます。

株式投資とは、上記のような利益を得るために、会社に投資をしていく行為となります。

株の選び方の基本

では具体的にどういった選び方をすれば良いのかを述べていきたいと思います。

企業分析の基礎(過去・現在)

過去や現在については、その会社が残してきた数字である程度判断して良いです。

ではどういった指標を見ていけば良いのか、参考になる指標を具体的に挙げながら説明していきたいと思います。

売上高

文字通りその企業がどれだけの売上を上げているかを表す指標ですね。
当然売上が高ければ高いほど社会から評価をされているということなので、高いに越したことがない指標です。

ただ、ここでは「安定しているか」と「右肩上がりかどうか」の2点にぜひ注目してほしいです。

一時の急激な伸びを記録する会社は意外と多く、例えば今年に入って急激に上がっているけど
その前が上がったり下がったりしているといった企業は注意が必要です。

伸び率がそこまで高くなくても、緩やかに堅実に右肩上がりをしている会社の方が投資先として安心できたりします。

EPS(1株当たり利益)

1株当たり利益は「当期純利益/発行済株式数」の計算式で求めることができ、高ければ高いほど企業の収益力が高いと判断できます。

これもどちらかというと右肩上がりになっているかが重要です。

会社が大きくなって発行する株式の数が増えていても、その分利益増が追いついていないとEPSは下がることになり、
この数字が下がってくるとその分株主への還元が少なる可能性もあるということになります。

営業利益率

営業利益率は「営業利益/売上高」の計算式で求めることができ、高ければ高いほど効率的に利益を創出できていると判断することができます。

これは業界によって大きく差がありますので一概に言えない部分もありますが、基本的に「10%」以上は求めたいところです。

自己資本比率

その名の通り自分で持っている資本の割合を示すものであり、会社の安定性を表す指標の一つです。
例えばお金をたくさん持っていたとしても、それが自分で貯めた貯金ではなく借りたお金ばかりだと「本当に大丈夫?」ってなりますよね。

これについては最低40%、理想は60%以上を指標にすることをおすすめしています。

営業活動によるキャッシュフロー

これはその会社がどれだけ商品やサービスの販売などの営業活動での現金収支を表すもので、
高ければ高いほど自社の「営業活動」が高いということになるので会社の実力を表す指標になります。

毎期黒字かどうかは当然ですが、右肩上がりかどうかも重要な指標となります。

・PER(株価収益率)

株価収益率は「株価/1株あたり純資産」の計算式で求めることができ、株価に対してどれくらいの利益が出せているかを表す指標です。

15倍以上であれば割高、以下であれば割安と判断されることが多く、
できれば15倍以下の会社の方が将来的に株価が収益に追いついてきて、株価が上がる可能性が高いと言えます。

PBR(株価純資産倍率)

株価純資産倍率は「時価総額/純資産」の計算式で求めることができ、株価に対してどれだけの資産を持っているかを表す指標です。

この指標が1.0以下であれば割安と判断できるとされておりますが、これについては今後は結構重要な指標になると思います。

PBRが1倍を割れているということは「株価が安すぎて、時価総額が企業の純資産よりも低い」ということで、
今すぐ会社が解散して資産を株主に分配した方が良いということになります。
それに危機感を感じてか、2023年3月には東京証券取引所がPBRの低迷する上場企業に対して改善策を開示・実行するよう要請しました。

証券取引所から直接指導が入っているくらいなので、ここにテコ入れしていく会社は増えてくると予想されます。

PBRを上げるためには、計算式を見ると時価総額を上げるか純資産を下げるかの二択になりますが、
時価総額は「株価×発行済株式数」で求められるので、会社は株価を上げる取り組みを積極的に行っていくことになるはずです。

企業分析の基礎(未来)

それでは未来はどのように分析すれば良いのでしょうか。
これは数字で表せるものは非常に少なく、皆さんの価値観や将来を見通す力がとても重要になります。

世の中がどのように動いていくのかはもちろんのこと、「どんな世の中になれば嬉しいか」も非常に重要な観点となります。

悪徳業者ではない限り、会社は世の中が幸せになるために新たなサービスをどんどん生み出していきます。
つまり、逆転の発想で「自分たちが幸せになるのはどんな時か?」を考えていくと意外と良いヒントが眠っていたりしますのでおすすめですよ。

最後に

いかがだったでしょうか。

ここまで見て「なかなか難しいな…」というイメージをもった方もいらっしゃるかもしれませんが、
今後の世の中の展望を考えるきっかけになったり、「こんなサービスが生まれたら嬉しいな」と考えたりするのはなかなか楽しいものですよ。

しかも、自分が良いと思ったサービスを提供している会社の株を買って、その会社が実際に伸びていくと自分が携わったかのような感覚になれます。
なんてったって株を購入することで「会社の一部を買う」ということなので、その時点で会社の一員になったも同然です。

あんまり稼ぐことばかりに目を向けるとつらいこともありますが、まずはゲーム感覚で楽しんでもらえれば良いのかなと思います。

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